肩甲骨が大事とか肩甲骨が動かないとダメとか、皆さん聞いたことありますよね?
では、どうして肩甲骨が大事なのか、肩甲骨が動かないとダメなのかはご存じですか?
知らない人の方が多いと思います!
ですので、今回はその肩甲骨の重要性についてお伝えしていきたいと思います!!
1.肩甲骨の役割
では、肩甲骨の役割から知りましょう!
肩甲骨は身体の背中側についており、肩を構成している骨の1つです。
肩甲骨の役割は肩を大きく動かすこと!です!!!
これが最大の役割です!
これだけ聞くと、ただ大きく動かす役割しかないのかと思う方もいるかもしれません。
ですが、大きく動かすことで得られるメリットはたくさんありますのでそちらも紹介します!!
2.肩甲骨が動かせると何が良いのか?
ここからは肩甲骨が動くことでのメリットについて紹介していきます!
肩甲骨が動かせると肩を大きく動かせる、大きく使うことができるということはもうわかっていると思います!
では、大きく動かすことができたり、大きく使うことができると何が良いのか。
・より多くの筋肉を動かすことができる
・疲れにくくなる
・肩こり解消
・四十肩五十肩予防
・スポーツのパフォーマンスアップ
以上のようなメリットがあります!
肩甲骨が大きく動くと、血流が良くなり身体の不調、特に肩こりや首コリが改善されます!
さらに、肩の可動域も広がるので四十肩五十肩の予防にもなります!
また、スポーツをやっている人、野球やテニス、ゴルフ、バドミントンなどは特にパフォーマンスが向上しますし、怪我のリスクを低下させることができるので、絶対に肩甲骨を大きく動かせるようになっておいた方が良いです!
次は肩甲骨の事をよく知っていただきたいので、肩甲骨の特徴や作用について紹介します!
3.肩甲骨の動きと関係している筋肉、関節
では早速、肩甲骨の動きから紹介していきます!
肩甲骨には
挙上、下制、外転
内転、上方回旋、下方回旋
の6つの動きがあります。
また、骨を動かすためには筋肉を使う必要があるので、同時に肩甲骨に関連する筋肉も紹介します!
僧帽筋、三角筋、広背筋、上腕三頭筋、前鋸筋、棘上筋
棘下筋、肩甲下筋、小円筋、大円筋、肩甲挙筋、上腕二頭筋
大菱形筋、小菱形筋、烏口腕筋、小胸筋、肩甲舌骨筋
の17種類あります!!
よく名前を聞く筋肉もありますし、ぜんぜん知らない筋肉もありますよね!
全部を知っておく必要はありませんが、とりあえず17種類の筋肉が肩甲骨に付着しているということは知っておいてください!
あと、人間は動くときに骨、筋肉の2つとあと1つ関節がないと動きません。
ですので、肩甲骨に関連する関節も紹介します!
肩を動かす際に必要になる関節は
肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、肩鎖関節
の3つになります。
以上が肩甲骨の動きと関連している筋肉、関節になります!
次は、肩甲骨を動かすための運動をお伝えします!
4.肩甲骨の体操
それでは、肩甲骨の体操を紹介します!
・タオルで上下運動
まずバスタオルの端を持ち、腕を上げタオルが頭の上やや後ろ側になるように、肘を伸ばします。
次にそのまま肘を曲げで、可能な範囲で下げていきます。
自分の中で一番下まで下がったと感じたら、また元のポジションに戻していきます。
これを繰り返します。
頭の上から肘を曲げて、背中側でタオルを上下する運動です!
これを行うことで肩甲骨が内転するので、猫背の方や肩こり、首こりが気になる方にはかなり効果的ですので、是非やってみてください!
・肘の前後運動
両手を後ろに回し、身体のくびれ部分に手首が当たるくらいにして、肘と身体で三角形の隙間を作ります。
あまり深く手を後ろに回してしまうと肩甲骨が動きづらくなってしまうので、手首を軽く引っ掛ける程度に手を後ろに回してください。
そのままの状態で肘を前後に動かします。
これを繰り返しましょう!
これは肩甲骨の可動性を養う運動になります!
肩甲骨の可動性がない方は肘が前後に動きにくいと思います。
これは日々の積み重ねで少しづつ動くようになってくるので、動かなくてもめげずに続けてください!
5.まとめ
いかがでしたか?
肩甲骨には17種類の筋肉が付着しているので、肩関節の動きではかなり重要な役割を担っています。
肩甲骨を動かさないと付着している17種類の筋肉が硬くなり、肩こりや首こり、四十肩、五十肩などの様々不調が出やすくなります。
ですので、そういった症状に悩んでいる方はしっかり肩甲骨を動かすようにしましょう!
当店では、全身しっかりストレッチを行うこともできますが、お客様の身体の状態に合わせてピンポイントでの施術も可能になっております!
肩こりや首こりにお悩みの方であれば、その症状を改善するためのストレッチメニューをトレーナーが考え、提供させていただくので、ピンポイントでつらい場所がある方も是非1度ご来店ください!!
それでは今回は以上となります。
ありがとうございました。